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二酸化炭素を吐き出して

2012.01.31 Tue
販売用の溶存二酸化炭素測定キットが入荷したので、ついでに店内のレイアウト水槽の数値を測定してみました。

ご覧頂く前に前知識として以下のことをご理解ください。

1、同じKH値(KH値が高いほどpHは高くなる)であれば溶存二酸化炭素濃度が高いほどpHは低くなるという相関があること
2、通常水中ではライト点灯時は水草の“光合成”により二酸化炭素が消費されてpHが上がり、ライト消灯時は水草の“呼吸”により二酸化炭素が増加しpHが下がるということ※1
3、二酸化炭素を添加すると二酸化炭素濃度が上がりpHが下がること
4、エアレーションを行うと二酸化炭素が曝気されて、pHがあがること

※1 水草は光合成している時も、同時に呼吸(24時間常に)をしていますが、光合成による二酸化炭素消費のほうが遥かに多いので、昼間の呼吸による二酸化炭素産出は結果的にほぼ掻き消されます。また、言うまでもないことですが、魚やバクテリアなどは24時間呼吸をし、二酸化炭素を産出し続けます。


IMGP0781.jpg
さて、1秒1滴(拡散器は水深1/2の位置に設置)で点灯時に二酸化炭素を強制添加している60cmプラチナソイルブラック水槽です。

添加開始後3時間での二酸化炭素濃度は6mg/Lでした。写真は消灯直前のものですが、この濃度でも十分光合成できていることがわかります(気泡が出ていないからといって光合成していないわけでもないですが)
ここで重要なのは6mg/Lしか添加できていないのではなくて、光合成により二酸化炭素が消費されて、結果6mg/L残っているということです。

ちなみに二酸化炭素の添加をしていない消灯時(点灯直前)の数値は20mg/Lという高値でした。大量の水草による夜間の呼吸で二酸化炭素濃度が高まっているといえます。理想的な二酸化炭素濃度は5~15mg/Lと言われていますので、20だと少々オーバーしています(←水草の光合成で昼間はむしろ酸素が豊富なのでしょうが、この数値を見ていると夜間の溶存酸素量に不安を感じます。実はこの水槽、以前は夜間のみ曝気をしていたのですが、1ヶ月半ほど前からやめてしまっていました。ということで夜間の曝気を再開しました)。

それでも点灯すると、すぐに二酸化炭素濃度は下がって行きます。二酸化炭素添加で枯渇を防ぎ、ギリギリ6mg/Lで食い止めているという状況だと考えて間違いは無いはずです。

ここで通常だと二酸化炭素の量が足りないからということで増量するわけですが、どうなんでしょう。その必要があるのか?ということです。「過ぎたるは及ばざるが如し」。欠乏(枯渇)はもちろん良くないですが、過剰は生態系を崩す元になるのではないか?通常ならば枯渇しているであろう二酸化炭素濃度が6mg/Lで保たれているということは、むしろ、需要と供給のバランスが絶妙なのか?

IMGP0780.jpg
同水槽内のラージパールグラスは二酸化炭素添加量を減量してから気泡の量が減ったので、少しだけ増量したい気持ちもあります。


IMGP0782.jpg
18cmプラチナソイルブラック水槽
この水槽では貯蔵式の二酸化炭素添加器具を付けていますが、点灯3時間後の溶存二酸化炭素濃度は60cm水槽と同じ6mg/Lで、消灯直前でも6mg/Lは保たれていました。


IMGP0784.jpg
同水槽のラージパールグラスは色艶良く、ストレス無く育成できています。


ちなみに水道水の溶存二酸化炭素濃度は8mg/Lでした。これだけ単純に見ると、「水道水より二酸化炭素濃度が低い?!意味無いじゃん」となってしまいそうですが、このように少しだけカラクリを紐解くだけで、納得ができるものです。
このようなとき、強制添加方式の60cmは有利で、見た目に溶存二酸化炭素が多いように見えます。誰も、添加できていないのではないかと?と懐疑的になる方はいないでしょう。ところが、自然添加方式の18cm水槽では、恐らく多くの方が本当に添加できているのか懐疑的になるでしょう。
しかし、添加量-消費量(空中放出量含む)である溶存量を見ると、双方とも同じ6mg/L

このあたりは世の中のカラクリに似ています。

いうまでもなく、60cm水槽(4灯)に18cm水槽に取り付けられている貯蔵式拡散筒を取り付けただけだと、溶存二酸化炭素は確保できずに枯渇します。



IMGP0787.jpg
結構久しぶりに登場する大磯砂120cm水槽です。
登場しなかった理由は水景が壊滅していたからで、壊滅した理由は私の怠慢です。

特に年末あたりは酷く、目隠ししたい気分でした。いろいろとバッサリとトリミングなどして、なんとかギリギリ見れる状態に戻ってきたと思います。

IMGP0789.jpg
同水槽内のロタラ・ロトンディフォリアですが、ボロボロの茎から見事に新芽が綺麗に出てきました(内心諦めてました)


pH:6.8~7.0
KH:2.0
GH:3.0
EC:170μS/cm
CO2:7~12mg/L(添加時)



注意:二酸化炭素欠乏状態、或いは二酸化炭素無添加を推奨しているわけではありません。日中の二酸化炭素濃度が低いと成長が悪くなります。通常は5~25mg/L程度の範囲で育成してください。あるいは、CO2インジケーターで緑~青緑の範囲で調整してください。黄緑色だと完全に添加過多です。また、外部式フィルターの場合は、夜間のみエアレーションしてください(昼間に二酸化炭素を添加している場合)。

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Theme:水草水槽 | Genre:ペット |
Category:水草 | Comment(6) | Trackback(0) | top↑ |